ポリペンコ™タフロッド™
MCナイロン™芯金融着丸棒ポリペンコ™タフロッド™は、MCナイロン™と鋼材を独自の高周波融着法で固定させた丸棒です。
芯部はキー溝加工、ベアリング組付け等に鋼材の特長が生かせ、外周部はギヤ、ローラー等にMCナイロン™の自己潤滑性および耐摩耗性が生かせます。

特長
- MCナイロン™と金属の良さを兼備
- 用途に応じて芯金材の選択が可能
- 特注サイズでの対応が可能
主な用途
- 車輪
- ローラー
- ギヤ
種類
ポリペンコ™タフロッド™の規格外のもの(上記3店のほか、SS素材等)の特注素材及びローラー、ギヤ等の特注加工品につきましては当社までお問い合わせください。
- 種類
- MC9-FCロッド
- 外周素材
- MC901
- 芯金材
- FC250
- 芯金の特性
- 加工性に優れている
- 種類
- MC9-SCロッド
- 外周素材
- MC901
- 芯金材
- S25C
- 芯金の特性
- 粘り強さに優れている
- 種類
- MC9-SUSロッド
- 外周素材
- MC901
- 芯金材
- SUS303
- 芯金の特性
- 耐蝕性に優れている
種類 | 外周素材 | 芯金材 | 芯金の特性 |
---|---|---|---|
MC9-FCロッド | MC901 | FC250 | 加工性に優れている |
MC9-SCロッド | MC901 | S25C | 粘り強さに優れている |
MC9-SUSロッド | MC901 | SUS303 | 耐蝕性に優れている |
注意
- 工具材には「超硬」を使用して下さい。
- 切削油を十分に用いて、加工部位を冷却して下さい。
- ドリルによる軸穴加工は、穴ぐりバイトを挿入するのに必要最小径のものを使用し、以降の軸穴径拡大は穴ぐりバイトを使用して下さい。
- MC9-SUSロッドの切削時は極力発熱をきたさないよう条件を低くし、特にドリル加工の際には切削速度を5m/min.以下で行って下さい。
- ドリルによる軸穴加工の際には、ドリルの出し入れを繰り返し、くずの排出をこまめに行って下さい。
- 芯金から排出される熱せられたくずがMCナイロン™に接触しないよう配慮して下さい。特にMCナイロン™部が仕上げされた状態の場合は要注意です。
- MCナイロン™には吸水性があり、寸法が増加しますので設計および保管の際には十分ご注意ください。